当施設に多機能型エルゴメーターが導入されました!
自転車練習により、筋力や柔軟性、バランス、体力の向上などが図れ、
漕いだ後も歩行に良い効果を与えるなどの報告がされております。
自転車練習単独でも効果が大きいですが、
当施設に導入された自転車エルゴメーターはなんと、、!!
モニターがついており、漕ぎながら、認知機能の練習まで行えます。
1つ例をご紹介します。
例題:『順番に文字を読むのではなく、その色を答えてください』
疾病の有無にかかわらず、年齢とともに認知機能も低下していきますので課題の遂行は認知機能維持のために、とても大切な練習です。
また、余談ですが、
上記のような 自転車を漕ぐ+認知機能課題 を同時に実施した場合、
『二重課題』と言って生活する上でこれはとても大切なことなんです。
生活場面では、
・水の入ったコップを持って歩く、
・歩きながら会話する
などが二重課題に該当し、
筋力やバランス、柔軟性のみならず、この二重課題を鍛えることも転倒予防や歩行能力の向上には、重要な因子とされています。
日々の生活や運動の中で少し意識してみると変化がでるかもしれません。